タイトルイメージ

農地・水向上 水質保全活動

      
   タイトルイメージ

豊かな田園の生物を育む取り組み

☆ 生態系保全への関心を深めるための地域住民等との交流活動を行います。 

☆ 生態系保全への認識を高めるために、観察会や地域農村環境を再点検するウォーキングなどの計画をします。

☆ 生物の生活史を考慮した適正な管理をします。(泥上げなどしたとき捕獲された生物は水路に戻しましょう)


 [魚のゆりかご水田] 活動記録
魚のゆりかご水田って
(ニゴロブナ育生に挑戦)
親のニゴロブナを放流する水田に鳥の被害に遭わないように、防鳥棚を設置し、産卵用の稲ワラとショロの毛を入れた。

・水田面積23アール
・作付け品種 キヌヒカリ
(田植5月15日・低農薬除草剤散布5月18日)

・5月27日親魚放流
(ニゴロブナの、オス7匹・メス5匹)

・5月29日産卵確認
卵はショロノ毛に沢山産み付けられていた。
稲ワラには、少ししか確認できなかった。
  

【卵が確認され、一安心次に、ふ化に期待を寄せる。】














子供達により親魚の放流

仲良く皆で放流

ショロに産み付けられた卵

・6月3日 ふ化確認
  ふ化されているか静かに水面を覗き、よく見ると1ミリ程度の動く物が見え、さらによく見るとふ化された稚魚であった。


・6月16日 稚魚の成育(1センチ程度)を確認
  水田の周りを見て歩くと1センチ程度の稚魚がアチコチで見られた。(天気のよい日で無いと確認し難い)


・6月20日 
  稚魚2・30匹の群れを成し泳いでいる姿が微笑ましく思われえる。


・7月7日 いよいよ稚魚の引越しの日がやってきました。(親魚放流から41日目)
  地域住民により稚魚を、近隣の河川に引越し放流しました。
田の水抜き
全員集合
沢山いる々!!  誰が1番多くつかむかな?
こんなに沢山捕ったぞ
泥んこになった。ママ怒るかな ?
大きくなって帰って来いよ
後は川遊び

日ごろ子供達は自然に触れ、直接小川に入って魚つかみや、川遊びをする機会が少ないのが現状です。

 今日は、日ごろ出来ない魚つかみとあって、親子で沢山の方が参加してくれました。

 合図と共に皆一斉に稚魚の捕獲に、小川(排水路)へ・・・・・、泥だらけになっても何のその、ただ稚魚を追うのみ・・・・・

 キャキャ・ワイワイ・・・・賑やかに元気に魚をつかまえる子供の姿を見ていると自分の幼児期を思い出す・・・・・・

 大人も、子供に負けじと魚つかみ・・・・・・久しぶりの魚つかみに、来年も「魚のゆりかご水田」を望む声も・・・・・・・

 捕まえた稚魚は近隣の川へ、「早く大きくなって、帰って来て」と、別れを告げて、放流・・・・・・・

   稚魚の引越し、大成功に終わる